シャッキーです。一応私も大学の先生の端くれ。観光人類学という専門分野の研究者ですからね(もとは考古学者でしたけど)。
実は今回、グアナフアト大学の経済経営学部の観光学科(本当はちょっと違う名前なんだけど)の先生に頼まれて、学生たちに講義をしてほしいと頼まれておりました。でも出発前に忙しかったので何もできず、メキシコに着いてから講義の準備をせざるを得なかったのです。メキシコ人学生を相手に話すのですからスペイン語ですよ。昨日は朝まで準備をして講義に臨みました。
私の郵便番号は46235ですが、それは何elementryですか?
そんなシャッキーの勇姿を一目見ようと、中部大学の学生たちも講義に参加しました。講師が私だとしても、スペイン語での講義を受ける機会はこれまでなかったはず。将来交換留学で1年間滞在したら、ネイティブの学生とともに普通に授業を受けなければならないこともあるわけで、そんな雰囲気を感じることができればと思い、私から勧めました。
初めはお互いによそよそしくしていた教室内の日墨の学生たちでしたが、プロジェクターの準備に時間がかかって講義の開始を待っている10分ほどの間に、気付いたらお互い自己紹介をしたりいろいろと交流しておりました。これにはシャッキーも観光学科の先生も感心。
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予定より若干遅れて講義開始。今日のテーマは"Desarrollo Turístico en el área norte de la Península de Yucatán y los Parques Arqueológicos - Viviendo en la época actual"(ユカタン半島北部地域の観光開発と遺跡公園 - 現在を生きる遺跡)でした。まあきっと中部大学の学生たちには内容はひとつもわからなかっただろうとは思いますが、真剣にシャッキーの話を聞いているメキシコ人学生の受講態度を見て、何か感じることがあったのではないでしょうか。
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実は今日、グアナフアト大学の建築学部長のオクタビオ先生が学生を連れて講義に参加したいと希望されていたのですが、教室のサイズの関係で参加できませんでした。ということで同じ内容でいいから建築学部でも講義してほしいということになって、金曜日にもう一度講義をやることになってしまいました。オクタビオ先生には、数年前に中部大学で講演をしてもらったことがありますし、去年グアナフアトに来たときには食事をおごってもらったので、断るわけにもいかず...。なぜか今年はあちこちでモテモテなシャッキーでした。
参加学生たちは日に日にメキシコ社会に馴染み、たくましくなっていくように感じます。今日は授業の最後にダンスのクラスがありました。サルサのリズムに合わせて1時間ずっと動きっぱなしです(シャッキーは10分でカメラマンに専念することになりました)。そして、そのあと日本語学科の学生たちと約束して、みんなでタコスを食べに行きました。12時までには帰宅するつもりだそうです。ちょっと心配なシャッキーでした(ちゃんと宿題やれよ!)。
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